例年11月は浅海のグレは数が出るのが定番ですが、今季は、夏の猛暑の影響なのか黒潮の蛇行が止まったからなのか、イマイチ、ピリっとしてない状況が続いてます。
何かのタイミングで食いだすはずだし、今回は、東よりの強風が続くタイミングでの日程でもあったし、メジロ釣りのカセは満席であぶれてしまったり(笑)だったので、二日間グレ釣りをやってみました。
二日間を通しての感触としては、「エサ取りが多く、本命(グレ)は少しやる気がないか、(ポイントについている個体数そのものが)少ないか」といった感じだったです。
潮の状況は、初日は終日、絶好の流れの向きでしたが、午前中の引きではサンノジが二枚。午後からの満ち潮で大型のアイゴやグレも数枚出ました。
マキエでポイントで絞って、サシエはアオサでフカセ気味に漂わせて食わせる釣り方が奏功しました。
アオサエサは、棒ウキ仕掛け、および、ズボ仕掛けで狙う「縦の釣り」と、フカセウキを使用して磯のグレ狙うように釣る「横の釣り」の両方を準備して、その日の潮や傾向に合致させるのが「俺の釣り」の特徴ですが、この日はフカセに、やや分がありました。(どちらも釣れたので、縦の釣りが全くダメってことは無かったですが・・・)
また、アイゴは大型が連発で、グレも大型(47、8cm)が出たことから、「潮は決して悪くない」と判断しましたが、思ったほどの釣果まで届かなかったです。「ナンか、ピリっとしないな」といった感じでした。
二日目は、午前中は、串本の街向きに潮が走って、この潮の時は食わないので、午前中は開店休業のような時間帯が続きましたが、午後から苗我島向きに良い感じで流れたので、ボチボチとグレは拾えました。
もう一息で秋グレ全開!という感じです。今後に期待です。
2020年11月13日、14日 アオサで秋グレ・浅海グレ釣りポイント
使用タックル
ロッド:BB-X スペシャル SZII 1号、ツインパルサー SZ 1号、アルファタックル・ ODYSSEY Model AM 302(飲ませ釣り)
リール:BB-X テクニウム2500、3000、石鯛リール4000番
道糸ハリス:ナイロン2.5号、3号、フロロカーボン8号
針:グレ針7号、ヒラマサ針13号
サシエ:ペレット、活きアジ
マキエ:ペレット