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湾外でメジロと真鯛・浦見の掛かり釣り

前回、9月3日の浦見の掛かりの釣行では、ブリ、メジロがボチボチと食いましたが、その時、魚探に出ていた底付近の30cmから50cmくらいの魚影。

小魚は、アジとか根魚の小さいものナンかだと思いますが、30cmから50cmくらいの魚影の正体は「真鯛じゃないか」と思ったので、その旨を串本大島カセ釣り研究会・フェイスブックグループのタイムラインで報告したら、メンバーの山本君と大村君の両名が、「真鯛なら狙ってみよう」という事で、9月10日に釣行を企画しました。

山本君は真鯛メインのカセ釣り師、歴も10年以上のベテランという事で、「彼が行くならハッキリするかな」と思ってましたが、キッチリと魚探の正体を暴いてくれました。

「やったるでー」と気合の入った山本君。お茶は大好物だそうです。。。

激流には天秤フカセ

このタイミングでは、湾外から湾奥の須江に掛けて、潮がよく走るような状況が続いてましたが、この日も朝一番はかなりの速度で潮は走ってました。

というわけで、朝一番、完全フカセオンリーの僕のイワシフカセは苦戦を強いられましたが、真鯛狙いの二人は、天秤フカセでスタートして、この仕掛けにメジロが食ってました。

真鯛の道具でメジロで格闘するHN:ムラムラ。カセ研では「アジ柱」とか「仕込み柱」と呼ばれている。部外者には意味不明だろう。

以前、「オキアミでメジロは釣れないのか」ってのをYoutubeのコメントで質問をされたことがあったんですが、メジロの活性が高いタイミングであれば、普通にオキアミで食ってきました。なので、「オキアミでメジロも釣れますよ」と言って差し上げても大丈夫かも知れないです。(ただ、イワシの方が食いは良いと思います)

潮が緩めばメジロは連発

激流に道具を合わせきれない僕は、開始から1時手間程度アタリが無かったですが、緩んで来たタイミングでは、道具が(潮に)入って感じがビシビシと手元に伝わって来てました。「そろそろ当たるな」というタイミングは見切れていたので、このタイミングでは、ラインが走るのを待つだけといった感じでした。

浦見のメジロ釣りは、「磯竿でフカセ」が俺流。カモシに負けないように釣るには、竿さばきや体の使い方が重要なので、まだまだ修行中

メジロが連発しているタイミングでは、真鯛の気配は、ほとんどなかったので、やっぱり、「早朝はイワシフカセで青物を狙って、日が上がって、青物の気配が無くなってからオキアミでじっくりと真鯛を狙う」というのが、基本線の攻め方になると思いました。

9時を回って、青物の活性が下がったら、真鯛のアタリがボチボチとですが、出始めました。

1キロサイズの真鯛。一般的に、「これくらいのサイズが一番美味しい」と言われるサイズだ

この日、釣れた真鯛は、全て天然真鯛。報告によれば、脂の乗りも最高だったとか

カセ研では一部のメンバーが、このような「仕込み」をするわけですが、今回はパンダ。。。

釣り船を利用したので、納竿は11時でしたが、真鯛7枚にメジロ、ハマチで11本の釣果でした。上出来じゃないかと思います。

メジロはイワシエサが効いているのでコロンコロンに丸い。驚異的な脂の乗りでブリしゃぶなどで頂くと驚くほど美味しい

2021年9月10日 湾外でメジロと真鯛・浦見の掛かり釣り(前編)

2021年9月10日 完全フカセでメジロと真鯛・浦見の掛かり釣り(後編)

使用タックル

ロッド:ベイシスビッグゲーム3号
リール:海魂2000T
道糸ハリス:フロロ10号(通し仕掛け)
針:船ヒラマサ14号

サシエ:冷凍イワシ
マキエ:冷凍イワシ

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