串本大島カセ釣り研究所・購買部で案内してます「同船サポート」ですが、こんな感じと思っていただけたらと、この記事を書いてます。
今回は、愛知県の後藤さんからの依頼で、浅海40mのカセに乗り込みました。
同船サポートは、結構人気があるというか、気になっている人も多いと思います。何せ、串本のカセ釣りに興味があっても、最初は知らないことや解らないことがてんこ盛りです。皆さん、おおよそで「こんな感じやろ」で準備されますが、「違ってた」「間違ってた」「知らなかった」ことが、やっぱりてんこ盛りで、それで、「最初から上手く釣れない」ってのが、まあ、「パターン」と言っていいでしょう。
いや、釣れなくても、その一回の釣りは「貴重な経験」であることは間違いないですが、やっぱり、釣りは釣れないより釣れた方が楽しいし、足りないものをカバーしてくれる人、解らないことをその場で教えてくれる人が直ぐそばにいるのも心強いと思います。
僕、同船する人にいつも言いますが、「コツなんて、最低でも10回くらい通わないと解らないですよ。同船サポートはそれがそのタイミングで“数秒”で解るわけじゃないですか?1万円の料金でも安いと思いますよ」
揃えておくべき釣り具についてもそうですが、例えば、2021年7月27日に寺本氏に同行した釣りでは、彼はスカリを持ってなかったので僕のスカリを使ったし、2021年10月24日に川端氏に同行した釣りでは、氏はロッドキーパーが甘かったので僕のを使ったり、途中で大型のアジが食いだしたタイミングでも僕が準備していた胴付き仕掛け(+マキエカゴ)で入れ食いにしました。
今回の釣りでは、後藤さんは、クーラーが容量的に問題あったので、カセに持ち込むものは僕のを持ち込みましたが、それぞれ、足りないものが見つかったし、必要な準備も解ったわけです。同船サポートのメリットは、こんな所にもあるわけです。
ちなみに、クライアントとの打ち合わせでは、「おおよそで、こんな感じと思っている道具、使ってみたい道具で来てください。また、やってみたい釣りで依頼してください」と、必ず、こう言います。
こちらから、「こうするんだよ」みたいな高圧的な話はしないし、釣れているモノで「こういう釣りをしてみないですか」というような話を打ち合わせですることはあっても、やってみたい釣りをサポートするのが同船サポートの意義だし、あくまでも、「手伝うスタンス」と、覚えてもらうために、僕が「やって見せるというスタンス」です。
みんな、「値打ちある」って言ってくれます。笑
当日の釣りは
この日は、真っ暗な時間帯から浅海40mのカセに乗り込みましたが、後藤さんが初めてという事もあって、少し明るくなってから、釣りをスタートしました。
イワシの付け方をレクチャーして、一投目、「20mに入れて、馴染んだら、5mずつ落とし込んでいってください」と指示しましたが、馴染んだ瞬間にアタリが来ました。笑
後藤さん、「動画は勘弁してくれ」ってことだったので、YouTubeチャンネルのロケにはしませんでしたが、出来れば、動画で自分の釣りを確認してほしかったと思います。
自分では「こういう感じでやっている」と思っていても、それを客観的に観る機会って、動画撮影とかやってないと、そうそうあるもんでも無いし、色々な発見があるんですけど、クライアントに「動画はNG」と言われたら、そりゃ、撮らないです。笑
そりゃそーと、この日は、マヅメから大アジが食ってくるよう日で、潮は絶好調!
青物も順調で後藤さんのイワシフカセには5発アタリがありました。(5打数4安打だったです)
5号の磯竿にフロロの10号の通し仕掛けで伸される体験は、「今まで無かった」という事で、非常に楽しんでもらえました。
途中経過はこんな感じ
この日は、後藤さんの竿ばかりにアタリが来てましたが、僕も一発くらい釣って見せないとと思っていたら、飲ませ釣りの僕の道具にヒットしてきました。
たまには、僕も魚もっている写真を撮ろうと思ったので、後藤さんに撮ってもらいました。笑
釣果はこんな感じでした。
大アジをアップで
まだまだ、青物も大アジもこれからです。
浅海の釣りは、これから最盛期を迎えます。