今回は、指南書プロジェクト実践メンバーの奈良県の西本さんに同行しての浅海40mの釣りになりました。
津波騒ぎから潮的には感じの良い状況が続いてますが、水温も少し上がったと見えて、エサ取りが非常に活発になって来てます。西本さんの同船サポートは日程は前月から決まってましたが、「持ってるなぁ」と感じました。
さて、この日も真っ暗な時間帯からカセに乗りこみましたが、小アジ、小ムツのエサ取りが非常に活発で、ノーシンカーではタナに通してくれません。
冬場でこういうエサ取りの状況になるのは、想定外というか、夏場ならよく見る光景なんですが、冬場にこうなるのは「串本のカセ釣りもワンパターンではダメ」を意味するし、「以前はこうこうで釣れていた」みたいな、ワンパターンの昔話(というか自慢話)ばっかりするオッサンとは一線を画すためにも、「まめに釣りに来ないと、やっぱり鈍る」ということを改めて感じる今日この頃といった感じでしょうか。
閑話休題(そりゃそーと)
早朝から潮流も北方向に速い潮が流れているし、エサ取りも活発という事で、直ぐに「ガンダマを打つように」と西村さんにはアドバイスをしました。
すると、直ぐにアタリ!タナは25m付近で、「暗いうちは20mから25m、明るくなったら35m前後で、苗我島からお日さんが昇ったら青物は終了」の今季パターンそのままと感じました。
同行の西村さんは、釣り堀の釣りを2、3年やっている程度、カセ釣りは、ほとんど初めてという事ですが、指南書やYoutubeチャンネルの各動画で、シッカリと学習をされているので、動きも全くの初心者のそれとは違う感じがするし、直ぐに、「細かいところをチェックするだけで大丈夫」と思いました。
釣り堀以外でブリのような大きな魚を釣ったのも初めてという事ですが、キチっと動けているし、イメージトレーニングは十分といった感じだと思いました。
暗いうちからマズメの潮の状況は良いし、西村さんに数をやってもらおうと、僕はブリが掛かっても、急いで取り込まずに、少し泳がせてポイントの活性を上げる役割なども担いました。
結局青物は6本取り込んで、朝の時合いが終了。
ここ最近は、真鯛の気配もあるので、続いて天秤フカセで真鯛を狙いますが、これには、コショウダイが当たってきました。最近、多いですね、コショウダイ。
尚、隣のカセでは、前回同船サポートをした岐阜の佐々木さんが「もういっちょう」で釣行されてましたが、10キロクラスを頭に8本とサワラの釣果。
青物釣りも大事なことは「数を経験すること」で、指南書の実践メンバーはみんな頑張ってます!
ナンか、嬉しいですね。
2022年1月25日 初心者でも余裕で釣れる!浅海の寒ブリ
使用タックル
ロッド:シマノ ベイシスビッグゲーム3号
リール:海魂3000T
道糸ハリス:フロロ8号
針:フカセヒラマサ14号
サシエ:冷凍イワシ、オキアミ
マキエ:冷凍イワシ、オキアミ