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この日も指南書の同船実習という事で、メンバーと一緒に浅海40mのカセに行ってきました。
あいにくの空模様で、どこまで出来るか解らない状況だったですが、早朝の青物の時合いは曇りの予報だし、青物釣りで暴れるだけ暴れて昼前には撤収というプランニングをしました。
潮は流れがほとんど無いような、ピリッとしない流れで、「イマイチやなぁ」とか思ってましたけど、一回こっきりの時合いしかなかったし、本当に青物釣りはイマイチでした。
潮が濁ってきた
釣りをしながら、何とも言えない違和感のようのものを感じてましたが、潮に少し濁りが入ってきたようで、曇り空だったため、気づくのが遅れました。
潮色が濁ったため、このタイミングからアジ狙いができたわけですが、ここまで2か月間ほど、澄み潮でアジの気配はカラッキシだったので、さすがに即座に「胴付き仕掛けで」とはいかなかったです。
また、近々の青物の時合いは、暗いうちから太陽光が射し込むまで(具体的には苗我島の頭を太陽が超えてくる7時半ごろまで)で、もう、この日まで2か月間、それが続いてました。
ただこれは潮が澄んでいるからこうなっていたわけで、普通の潮色(少し濁りがある状態)であれば、9時過ぎくらいまでイワシフカセで青物が狙えるのが「浅海のイワシフカセ」だったりします。水深も40mほどあるので、粘りが利くという事ですね。
要するに、この日がちょうど端境期のタイミングで、「それまでの釣り」をやっていたから青物に関しては「イマイチ」だったわけで、状況に合わせて臨機応変に対応できなかったことに、自らの未熟を感じることになりました。この日の指南がキチっと出来なかった事で、メンバーの佐藤さんには申し訳ない気持ちにもなりました。
青物は二連発で終了
この日も底撒きを使って時間帯に応じて、狙いのタナにマキエを利かせる作戦でやってみましたが、夜が明けて一息入ったタイミングで磯竿の方にアタリが来ました。
約5mの長竿を伸されるのは、長竿の使用経験が少ない人なら、最初は戸惑う事になると思います。ナンか、折れてしまいそうな感じがするからですね。
しかし、5号や6号の磯竿になると、そう簡単には折れないし、バット(元竿)から4番のパワーは相当なものなので、これを青物釣りで使用するとなると、その面白さは格別なものがあります。今回は、メンバーの佐藤さんに、それを体験してもらいました。
この後、上手い具合に佐藤さんが持ちこんだ船竿の方にも即座にアタリが来たので、ロッドの種類で青物釣りは楽しみ方が全く違うという所も体験できました。
佐藤さん、次くらいは大きな号数の磯竿持ってくるかもですね。
底撒き器について
底撒き器は指南書実践メンバーの向井地さんが作ってくれたものを使用してましたが、この日、落としてしまったので、急遽自作で作ったわけですが、簡単に作れるので、写真をアップしておきます。
ペットボトルは3Lから4リッターのもので、取っ手が付いているものが良いです。(ロープを付けるのが楽だから)
底を切って、ボトルの上部に水抜き穴を開けます。これがある方が落ちが良いです。
底部にはオモリを付けますが、向井地さんが作ったもの(黄色いロープのもの)は50号が4つ、僕が作ったもの(緑のロープのもの)は100号を4つ付けてみました。
オモリに付いては、「サッサと沈めば、それでよい」なので、50号でも100号でも、大差ない感じがします。鼎足(ていそく)に3つでも良いとは思います。
ロープは10mのロープを3本継ぎにするのが有力で、こうすると、「15mで撒く」とか「20mで撒く」など、マキエレンジを正確にすることが出来ます。
また、ロープは、ホームセンターで売っているポリエチレン(かな?水汲みバケツに付いているような材質のもの)のロープが良いです。綿素材は濡れるともつれる事が多いので扱いづらいし、ほどいている時間が勿体ないです。
それと、ロープはバラになっているのを踏むと滑ったりバランスを崩したりするので、買い物かごを準備して、使用時はそれに入れるようにすると、現場は整うし安全です。
まあ、1000円も掛からないと思うので、一回作ってみてください。そんなに難しいモノでは無いと思います。(僕でも作れますから)
2022年2月13日 がまかつ パワースペシャルフカセ×太いブリ
使用タックル
ロッド:がまかつパワースペシャルフカセ6号
リール:海魂3000T
道糸ハリス:フロロ10号
針:フカセヒラマサ14号
サシエ:冷凍イワシ
マキエ:冷凍イワシ