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今回は単独釣行という事で、研究課題になっている釣りを消化(経験)することに留意しました。
「こうやればイイんじゃないか」とか「これは通用しないのか」とか、試してみたい釣り(方)は色々とあるわけですが、そういうのは、串本大島カセ釣り研究所として、研究課題としてストックしてます。
それらはタイミングを見て、一つずつ潰していくわけですが、「イケてる」となると、2、30回は試して形にしたいし、「やってみたら改良の余地があった」なんてのも多数あるので、「一つずつ潰す」と言っても、果たして何年掛かるんでしょうね・・・笑
スペアを持ち込んで隙間の無いアタック
イワシフカセの青物釣りは、湾外の掛かりの場合は、僕はロッドは一本でやりますが、湾内のカセの場合は2本出して釣りをやります。
湾外は流し込んでいくイメージでロッドは手持ちにすることが多いので2本は出せないし、湾内は「タナ勝負」みたいなところが顕著なので、複数本で探りながら釣る方が効率的と考えているからです。
湾外の話はこの場合は蛇足なので、ここでは割愛します。で、今回の浅海のイワシフカセですが・・・
今期は、当たり始めると連発でバンバン当たってくることが多いです。底撒きを使ってタナをキチっと攻めてることなどが奏功しているかもですが、時合いが非常に短く、気配が無くなると完全に空っぽのようになってしまうのも、特徴的だと感じてます。
昨年までだと、9時を回ったくらいまで一発勝負が出来てましたが(遅遅に当たってくるヤツは良型が多かった)、今季は7時半で終了がほとんどだし、ちょっと粘れる日でも8時ごろで、やっぱり空っぽを感じてしまうのが普通だと思います。
要するに、「6時半から7時半までの1時間でどのくらい回転率を上げれるか」、ここに着眼して、回転率を上げるためには「魚を外して、締めて、血抜きがウンたら」とか「チモトが傷んだので針を結びなおして」とか、そういうのは全部後回しにして、「先に仕掛けを投入することで回転率を上げる」と考えたので、スペアのロッドを置いておけばそれが可能だし「3本でローテーションを一回やってみよう」でやってみました。
結論から言うと、「アホみたいに忙しい」ので、のんびり釣りをしたい人には絶対にお勧めしないです。
ガンガン釣りたい人にはお勧めですが、3本のロッドのローテーションで青物の時合いを釣り切るのは、かなりのハードワークなので、それなりの気合と根性が必要です。底撒きまでやると、もう全身運動、なので、喉はカラカラでボロボロにはなりますけど、1時間程度なので、全力で走り切っても大したことは無いです。笑
慣れると結構動けるようになるとも思いますから、この釣りを釣りこなしたい人は、通ってくるしかないとも思います。
釣果スナップ
この日は、早朝にヒラスズキと大アジの釣果がありましたけど、暗いうちは20mまでで色々と当たってきます。小ムツが多いので、チモトのチェックは毎回して下さいね。
2022年2月25日 イワシフカセの青物・連発対策をやってみた結果
使用タックル
ロッド:アルファタックル ウルトラV10-231、アルファタックル オデッセイAM302、がまかつパワースペシャルフカセ6号
リール:海魂4000T、3000T、2000T
道糸ハリス:フロロ10号、8号
針:フカセヒラマサ14号
サシエ:冷凍イワシ
マキエ:冷凍イワシ