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今回は地元メンバーの青物釣りに同行となりました。
前々日までよく食っていたし、イワシフカセ(のメジロ釣り)は、まあ大丈夫だろうと思っていたら、新しい群れが入ったようで、一日を通しては、小型がメインの数釣りになってしまいました。メジロクラスは早朝だけだったですね。
秋らしくなってきた
「海の中の季節は、地上の1か月遅れ」が釣りの基本的な考え方ですが、このタイミングでは30℃あった水温が28℃くらいまで下がったタイミングで、「やや涼しくなって、小魚も活発になった」って感じだったんでしょうか。もう、アジやカマスなどがサシエを取りまくるし、ハマチとツバスのサイズで新しい群れも入ってきたようで、「ちょっと釣りづらい」という感じでした。
とは言え、まだまだ大型の気配もあるし、マキエを切らさないのがキモと考えて打ち返しを続けましたが、ツバスが湧いてしまって、日が昇ったころには、もう手が付けられなくなりました。「もう、こうなったら、アジを釣ろう」で胴付き仕掛けにしましたが、アジは、ボチボチと食ってきました。
エサはイワシしか準備してなかったのでイワシの切り身でアジを狙いましたが、オキアミを準備してれば、もう少し数も釣れたかなとは思いました。
ツバスのキャッチアンドリリース
串本のカセ釣りの青物は、養殖のこぼれエサを食っているブリ、メジロがメインターゲットで、これらの個体は脂が乗りまくって非常に美味なわけですが、ツバスは入ってきたばかりの個体だし、まだ、そんなに栄養価の高いエサを食いまくっているわけでも無いので、脂の乗りはイマイチです。平たく言うと、「ツバスは美味しくない」わけですね。
なので、ツバスは釣れてもリリースしたいわけですが、どうせなら、生存率の高い方法でリリースをしたいと思うわけです。
キャッチアンドリリースは、釣り上げた魚を海に戻せばナンでもOKってわけでは無いとも思われるし、この際だから、キャッチアンドリリースついての私見の一部を述べてみようかと思いました。
- なるべく素手で触らない(粘膜の保護)
- 出来ればタモにも入れない(ツバス、ハマチの場合はです)
- 針を飲み込んでいるモノはリリースしてもダメなので出来ればキープ(リリースしても出血で死んでしまうと思われます)
ここいらを考慮して、キャッチアンドリリースは、やりたいものだと思ってます。
ただ、リリースしたことで弱って死んでしまっても、死んだ個体も、それをエサにする色々な海洋生物も居るし、最終的には、死骸も骨までプランクトンが分解するわけで、それはそれで食物連鎖の一環とも言えるし、「キャッチアンドリリースのやり方自体にあまり神経質になることもない」とも思います。
まあ、出来れば、出来るだけ元気な状態で戻してやりたいなとは思います。大きくなってまた釣れるかも知れないし、産卵まで行ってくれたら、次世代の個体がまた釣り物として楽しませてくれますからね。
小物釣りも十分にやって12時に納竿としました。ナンとかクーラーの中身は形にできたと思いました。
串本大島カセ釣り研究所では、同船サポート&ガイドのサービスを受け付けてます。
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2022年8月21日 キャッチアンドリリースを考えてみた・大事なことはこれだ
使用タックル
ロッド:ゴクスペ 無限ピュア船パープルエディション 150号
リール:シマノ 海魂4000T
道糸ハリス:フロロカーボン16号(通し)
針:フカセヒラマサ10号
ロッド:ビーストマスター落とし込み
リール:シマノ 海魂2000T
道糸ハリス:フロロカーボン16号(通し)
針:フカセヒラマサ13号
マキエサ:冷凍イワシ
サシエサ:冷凍イワシ