初心者にしては釣れる魚がデカいと言う説

兼崎秀治

2年前

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今回は大阪府で会社経営をされている田中さんご夫妻の依頼を請けて浅海40ｍのカセを同船させて頂きました。

夫妻は釣りは全く初心者というわけではないですが、串本のカセ釣りは初めてという事で、当方のサービスをご指名頂きました。（ありがとうございまーす！）

さて、当日は天候も良く、大島フィッシングにもたくさんの釣り客が来られてましたが、僕は前日にも浅海40ｍのカセに乗っていたので状況は解っていたし、ドライブ船に乗った時点で今回の釣りのプラニングは出来てました。

「まあ、大丈夫やな」という感じだったですね。笑

こういう人が込み合う日は「深めを狙う」のがセオリーってもんですが、ここ最近は、夜明け前の真っ暗な時間帯からカセに乗るし、夜明け前は結構浅めで食ってくるので、とりあえずは、完全フカセの仕掛けをタナ18ｍくらいで一回落ち着けて、それから5ｍほど落とし込んで誘う作戦をやってみました。

この作戦がハマったのか、直ぐにアタリがあって、直ぐに連発でもう一発来ました。真っ暗な時間帯はカメラは回さないの普通（映らないですから。笑）ですが、急いでカメラを回しました。

明かりはヘッドライトだけなので、当然映像のキャプチャーも真っ黒け。笑

この2本目まで、開始直後からバタバタっと来た感じで、「これが続くようなら入れ食いだけど」ってところですが、そう甘くはありません。

人が並んでマキエも分散するし、海上が賑やかなのは、ナンだカンだ言ってもポイントにストレスが掛るので、魚は簡単には浮いてくれない状況にもなります。というわけで、直ぐに底撒きペットを使って深めにマキエを利かせる作戦にしました。

底撒きペットの使い方を披露する。手の空いている人からドンドンやっていくためだ

30ｍのタナに底撒きペットを使ってマキエを利かせて、35ｍから底いっぱいくらいでサシエを動かして狙ってみると、直ぐにヒットしてきました。奥さんにやってもらいました。

大型サワラと勝負する奥様は、めっちゃ楽しそうである

こうなると、いくら串本のカセは初めてだって言ったって、「底撒きは効果がある」と思うじゃないですか。ご夫婦が交代でガンガン底撒きやってくれました。笑

この日は苗我島の頭にお日様で出るまでが時合いの典型的な「食いが渋い日」だったので、他のカセは良いところで2本の釣果だったですが、ナンとかブリメジロで4本、大型のサワラ1本の釣果で竿頭だったです。

カセは個人戦より団体戦！乗り合わせた人がチームになって釣りを組み立てると、良いことがたくさんあります。ぜひ、真似してみてくださいね。

背中の張り具合が良い。状態の良さが見て解るサワラだ

メジロも串本産らしい太さだ。美味しいに決まっている

同船サポートのご案内

串本大島カセ釣り研究所では、同船サポート＆ガイドのサービスを受け付けてます。

「YouTubeで観たあの釣りをやってみたい」あるいは、「もっと串本のカセ釣りを詳しく知りたい」、「せっかく串本のカセで釣りをするので、出来るだけキチっと釣りをしたい」などなど、快適な串本のカセ釣りを案内しサポートするのが同船サポート＆ガイドのサービスです。

ガイド料が発生する有料のサービスですが、普通なら「10回通わないと見えない（解らない）ことが、たった10分で解る」ので、串本のカセ釣りの醍醐味を知るには近道という事です。

詳細は以下のリンクから案内してます。

ロッド：パワーウルフ220M
リール：ダイワタナセンサー500
道糸：フロロカーボン12号（通し）
針：フカセヒラマサ13号

ロッド：アルファタックルオデッセイAM302
リール：シマノ海魂4000T
道糸：フロロカーボン10号（通し）
針：フカセヒラマサ13号

マキエサ：冷凍イワシ
サシエサ：冷凍イワシ