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今回は、同船サポートの依頼を請けて、浅海40mのカセで青物と大アジ狙いの釣りをやってきました。
今回のクライアントは、通常はおかっぱりのルアーマンですかね。「そんなに大きな青物は釣ったことが無い」とのことでした。
串本カセのイワシフカセの青物は、そろそろ「代表的なご当地フィッシング」と言って良いし、当方のYoutubeチャンネルでも結構な量の動画で紹介しているので、今回のクライアントのように(デカい青物との勝負を)「やってみたい」と思われる方は多いでしょうね。
この記事をご覧のあなたも、「やってみたい」を「やってみよう」にしませんか?
同船サポート&ガイドのサービスが背中を押して差し上げます。串本のカセ釣りは楽しいですよ。笑
閑話休題(それはさておき・・・)
浅海の寒ブリ、スタートしてます
浅海は11月の末に水潮が入って、青物は少し食いが渋かったんですが、12月に入って回復傾向にあると思います。
というか、今年は夏(7月末からお盆まで)に、青物はアホほど釣れたわけですよ。それが、9月に一旦食い止んで、10月に入ってバカスカ釣れて、それが11月の末に食いが渋くなったという事でしょう。
これって、走りの青物が高水温で高活性になったけど、9月は水温が高すぎてグロッキーになって、10月11月は「秋」という事で過ごしやすい水温になったから荒食いして、冬の前になってその水温が下がってきたから、ちょいと渋ったってことじゃないですかね。「半年間」という長期スパンを客観視すると、こんな感じ見えますが、どうでしょうね。
で、下がってきた水温が12月に入って「安定」を始めて、おまけに濁りも入ってきたので「食いが良くなってきている」わけです。これは、青物も、アジも、グレなんかも好条件になっているじゃないと思いますが、これも、どうでしょうね。
今回の釣行の前日(12月4日)は、浅海では大アジの結構な釣果があったわけで、この釣果を耳にしたときに上記のようなことを思いました。でもって、前日予想で「(明日は)多分大丈夫やろな」となるわけですが、後は、道具入れてみて、状況に合わせて微調整すれば「ナンとかなる」わけです。ただ、この微調整が、もしかしたら、ちょいと難しいかもです。いや、この辺りは「経験がモノを言う」部分かもしれないですけどね。
さてさて
5日は月曜日という事で、お客さんが「並ぶ」という感じは無かったです。こういう場合、「浅めのタナ(具体的には20mから25m)」から入るのがセオリーですが、竿を2本出しているので、片方を20mから30mを探る感じにして、もう片方で30mから底いっぱいを探る作戦にしました。
すると、深めを狙った道具に一発目のアタリが直ぐに来ました。
上がってきた個体は「90cmには、少し足りないか」とは思いましたが、背中の張りが良く尻尾まで太い、典型的な「浅海の寒ブリ」と呼べる一本でした。
「タナは深い」と解ったので、底撒きでマキエを入れる作戦にしましたが、入れたらすぐに2本目が来ました。
8キロクラスを2本連発で、その後、6キロクラスを、これまた一本ずつ釣って、青物は雰囲気が無くなりました。
後半は大アジ狙いを予定してましたが、ちょっと雰囲気が無かった(隣のお客さんの午前中のアジ釣りがカラッキシだった)ので、天秤フカセで真鯛狙いをやってみましたが、この仕掛けには中アジと50センチほどの真鯛が、上手い具合に当たってきました。
ただ、天秤フカセにアジが当たったので、「おそらく、昼から(アジ)は大丈夫」とは感じてました。
良型のアジが入れ食いに
浅海のアジは、季節的には年中釣れますが、釣れる釣れないには潮色が大きく関わります。すなわち、「潮に濁りが入ると釣れる」わけですが、今回の潮色は「ぼちぼち濁っているかな」と言った感じでした。
青物の時合いが終わって、天秤フカセと完全フカセで真鯛狙いをやっていたわけですが、完全フカセは一投目から(タナは底いっぱいで)サシエを取られるし、少しタナを上げてもやっぱり取られます。天秤フカセに中アジが食ってきたし、「これは胴付きを入れるとアジは大丈夫」と判断しました。
というわけで、完全フカセを胴付きにしたら、いきなり中アジが連発で、このタイミングで天秤フカセも見切りをつけて胴付きに変更しました。「徹底的にアジを釣ろう」というミッションですね。
浅海のこのポイントは特大級のアジが出ることもあるので、「大型を」と打ち返しますが、40cmを超えるサイズは、ボチボチと出ました。このサイズくらいから「大アジ」ですが、今回は中アジの方が多かったです。
今回の釣りは、理想的なタイムテーブルで釣り物が変わりました。すなわち
- 開始から9時まではイワシフカセで青物狙い
- 9時から昼まではオキアミのフカセで真鯛狙い
- 午後からは胴付きでアジ狙い
真鯛は養鯛(養殖の脱走真鯛)でしたが、全ての企画でアタリがあったのは収穫でした。
青物もアジも、まだまだこれからです。
もっとデカいブリも、もっとデカいアジも、これからが本番ですからね。
どんどん、釣っていきましょう!
串本大島カセ釣り研究所では、同船サポート&ガイドのサービスを受け付けてます。
「YouTubeで観たあの釣りをやってみたい」あるいは、「もっと串本のカセ釣りを詳しく知りたい」、「せっかく串本のカセで釣りをするので、出来るだけキチっと釣りをしたい」などなど、快適な串本のカセ釣りを案内しサポートするのが同船サポート&ガイドのサービスです。
ガイド料が発生する有料のサービスですが、普通なら「10回通わないと見えない(解らない)ことが、たった10分で解る」ので、串本のカセ釣りの醍醐味を知るには近道という事です。
詳細は以下のリンクから案内してます。
2022年12月5日 連発!浅海の大型青物・絶好調(前半)
使用タックル
レンタルタックル
ロッド:パワーウルフ220M
リール:ダイワ タナセンサー500
道糸:フロロカーボン12号(通し)
針:フカセヒラマサ13号
メインタックル
ロッド:アルファタックル オデッセイAM302
リール:シマノ海魂4000T
道糸:フロロカーボン10号(通し)
針:フカセヒラマサ13号
マキエサ:冷凍イワシ
サシエサ:冷凍イワシ
2022年12月5日 爆釣!浅海の大アジ、中アジ・入れ食いの巻き(後半)
使用タックル
レンタルタックル1
ロッド:がま船 タイドスター50号
リール:シマノ 小舟1000
道糸:PE3号
仕掛け:串本胴付き仕掛け(ハリミツ・ハリス6号)
オモリ:30号
レンタルタックル2
ロッド:シマノ 海上釣り堀シーリア400H
リール:ダイワ ミリオネア250
道糸:フロロカーボン5号
仕掛け:串本胴付き仕掛け(ハリミツ・ハリス6号)
オモリ:30号
マキエサ:オキアミ
サシエサ:オキアミ