この日は、同船サポートの依頼を受けて、浅海40mのカセにイワシエサのフカセ釣りで乗り込みました。
早朝から、サバのエサ取りが猛烈で、トップで暴れまくってました。これはかなり手を焼くことが予想されたので、とりあえず、カモシを一本出して、中層にイワシを利かせることで、青物の回遊を誘う作戦にしました。
カモシは、ハリスの絡みがひどく、「これは潮が行ってない」と見て、完全フカセに再度切り替えましたが、直ぐにハマチが当たってきました。
しかし、青物はこの一発で、後は、当たる雰囲気も無いし、エサ取りがだんだんと出てきて、サシエがもたなくなってきました。
「アジが怪しい」
こういう時は、胴付きで気配を探るのがキモで、このためには、串本胴付き仕掛けは常にバックの中に入れておく必要があります、当然、僕も持っているので、早速試してみることにしました。
思惑通り、アジはいました。しかも、大アジもいる。このアジは、非常に美味で客人の土産に持ってこいでもあるので、青物狙いをアジ狙いに切り変えることにしました。
通常、大アジは終了間際(15時からとか)が時合いになることが多いですが、この日は昼前に、ボチボチと食ってくる。小さいアジも適度に釣れるので、飲ませ釣りのエサにも困らないし、「ああ、チョクリ(仕掛け)を持ってくれば良かった」とちょっと思いました。
ただ、飲ませのエサには困らないので、適度にローテーションして、置き竿で青物かヒラメを狙ってました。ヒラメは一発当たりましたが、針に乗らなかったです。(孫針付けないとダメですね)
昼前に、飲ませにブリが来て、「これで、客人の土産は完璧」。後は、好きに釣ってくれって感じでした。笑
大アジの回遊は、この先、春過ぎまで見込めると思います。串本の大アジは、サイズも凄いので、ぜひ、狙ってみてください。
2021年10月24日 大アジ釣りと飲ませ釣り・浅海40mのカセ
使用タックル
ロッド:アルファタックル オデッセイAM-302、シマノ リアランサー完全フカセ他
リール:海魂2000T、4000T
道糸ハリス:フロロ10号(イワシフカセ)、オキアミエサの完全フカセは5号(フロロ)の通し仕掛け
針:船ヒラマサ14号、真鯛フカセ11号、串本胴付き仕掛け(ハリミツ・ハリス6号)
サシエ:冷凍イワシ、オキアミ
マキエ:冷凍イワシ、オキアミ
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