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この日は、3名様の同船サポートで浅海の予定だったですが、40mのカセは満船状態で、おまけに常連の古川さんにも同船依頼を頂いたので、「4人まとめて面倒みるならデカい船がエエやろ」という事で、「湾外で釣り船」をチャーターしました。
時期的に「浦見はメジロが期待できる季節」ではありますが、どうも今年は青物の食いがイマイチ、というか、メジロの群れが入っている感じが無いので「技で引っこ抜く必要性」とか感じてました。
ちなみに、大島フィッシングの湾外用の釣り船は、幅広の安定した船で、舳先側でカモシ、トモ(船尾)でフカセのコンビネーションが実にやりやすいです。斎藤さんグループ3名はトモでイワシフカセでメジロ狙い、潮上に当たる舳先側では古川さんにカモシ釣りやってもらって、船全体で団体戦を戦う構想にしました。
しかし、前日まで2日間は大雨、台風の通過もあってうねりが残る水潮の浦見では苦戦は必至です。「どうしようかなぁ」と、ちょっと、悩みました。
潮が悪い時は
開始はまずはメジロ狙いという事で、カモシ、フカセともに、ガンガンマキエ(イワシ)で攻めますが、ほとんど無反応。直ぐに「オキアミの方がイイかなぁ」とは思ったものの、「エサはたっぷりあるし、これ、使わないと」というのもあるので、少しイワシエサで粘ってしまいましたが、これは失敗でした。
しかも、風と流れのコンビネーションも悪く、舳先(右舷側)が潮下になるようなヘンテコな流れで、「これは今日は普通にやってては苦しい」と思いました。そこで、マキエ係のカモシは僕が面倒を見ることにして、古川さんには天秤フカセで真鯛狙いをやってもらう事にしました。
潮が悪い時は、「エサは小さく」が基本形というものですが、「オキアミエサ」とか「天秤の釣り」は僕自身、あまり使わないしやらないので、ちょっとアドバイスが後手に回った感じでした。
50cmクラスの真鯛が連発
海面には潮目がくっきりと出ているような、そういう状況でしたが、底潮の動きは緩慢で、後から思えば「オキアミの完全フカセはやりやすい」状況だったです。
さらに天秤フカセならもっと合理的でもあるし、古川さんの天秤フカセが当たった段階で「30分早く、みんなに勧めるべきだった。踏み込みが甘かった」と思いました。
古川さんの天秤フカセが連発した段階で、全員天秤フカセに変更をしましたが、後手に回るとアタリは遠いです。結局、3人でイトヨリ一匹で終わってしまいました。(ガイドとして責任を感じました。この時は)
古川さんの真鯛は2枚とも綺麗な天然真鯛でした。
青物は群れが入ってくるまでは、大きめのエサ(冷凍イワシ)よりも、オキアミに分があるかも知れないとは、感覚的に感じますが、どうでしょうか。
季節的に浦見は激熱は激熱とも思うので、まあ、今期に関してはオキアミは一枚余分に持って行くのが良いかも知れないです。
2022年9月24日 湾外の天秤フカセで良型真鯛連発
使用タックル
カモシ釣り
ロッド:アルファタックル ウルトラV10 231
リール:小型電動リール
道糸:PE4号 ハリスは8号(3mから5m)
針:フカセヒラマサ13号
マキエサ:イワシミンチ
サシエサ:冷凍イワシ
天秤フカセ
ロッド:青物用船竿(MHタイプ)
リール:小型電動リール
道糸:フロロカーボン8号 ハリス4号
針:真鯛フカセ10号
マキエサ:オキアミ
サシエサ:オキアミ
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