• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

今回は、大島フィッシング常連のHN:米ちゃんと、浅海奥のカセにカセ釣りレッドゾーンの釣りで2番(通称:トイレ無しカセ)に乗りました。

本来であれば、この時期、浅海奥のカセはグレがよく釣れるんですが、今季は1月、2月、それにGW頃にこの周辺は沖からの潮が継続的に入ってきた事や、湾内の水質も以前にグレがよく釣れていた頃とはかなり違った感じになっている事、などなど、色々な原因があって潮が変わってしまったため、今期の奥のグレ釣りは最盛期と言えども期待薄と言わざるを得ない状況になってます。(とは言っても、また潮が変われば釣れるのは釣れると思いますが)

この「潮が変わった」という点において、僕は5月の段階で「あやしい」と思っていたので、梅雨から始まるカセ釣りレッドゾーンの釣りを浅海奥中心で展開しているわけですが、これには「とりあえずの実績」は出すことが出来たと思ってます。(これまで、本カンパチ2本、ヒレナガカンパチ1本、クエ3本の実績)

カセ釣りレッドゾーンの釣りでは、上物と底物でそれぞれ狙いものを分けて釣り方(考え方)を変えます。

で、これまで、底物での最高峰は「クエ」で、上物の最高峰は「巨大イズスミ」にしてましたが、奥の潮が変わって上物でカンパチの良型が狙えるようになったし、さらに、進化したカセ釣りレッドゾーンの釣りの展開が期待できるようになったと思ってます。(カンパチは上物か底物か、どっちなのかというと、微妙ですが・・・)

さらには、カセ釣りレッドゾーンの釣りをもっともっと進化させるため、今季は「米ちゃんの知恵」を色々と拝借しているわけですが、米ちゃんとの釣行では今回でクエは三連発ですからね。クエのような希少種は強運やマグレだけでは3連発は無理と思います。キチっとした潮読み、釣り方、狙い方が確立されつつある事や、その精度を上げるためにやっている色々な事が奏功している結果がこれナンですが、ブログの読者諸氏や動画の視聴者諸兄には、その辺りを感じ取ってくれればと思います。

浅海奥はまた潮がぶっ飛びだした

浅海奥のカセは、グレ釣りポイントとして実績が高いですが、グレに関しては、潮の向きが「波止向き」か「苗我島向き」で動く必要があります。逆潮と言われる串本の街向きに流れる潮では、グレは全く食いが立たないと言っても過言ではないくらい、潮の向きによって釣果に差が出ます

ところがです、

串本の街向きに流れる潮(いわゆる逆潮)でも、サシエをイワシに変えると、青物や根魚などが当たってくることが解ってきました。ペレットやアオサをサシエにすることしか頭に無いと、これは盲点になっていると思うんですが、どうでしょうね。

今回の釣行では、上がって直ぐから逆潮で、最初はゆったりと流れていたし、一投目からクエは釣れたし、「チャンスあり」と思ってましたが、直ぐに激流になったので、11時で浅海40mのカセに変更としました。

小ぶりだがクエは一発出せた

カセ釣りレッドゾーンの釣りは「潮を釣る」のが肝要。「潮がアカン」と思ったら素早く見切るのも重要で、その点では今回の釣りは、「少しは、できるようになってきたな」と、自己採点しました。(アホみたいに粘らんかったですからね。笑)

ランチタイムでもメジロは入れ食い

エサの残りが半分(約7キロ)になったところで(11時だったです)、浅海奥のレッドゾーンの釣りを打ち切って、「これだけあれば、40m(のカセ)で、お土産のメジロは釣れるやろ」で場所替わりしましたが、やってみたらサシエの数だけ釣れそうな勢いでした。笑

ムキになって釣っても直ぐにクーラー満杯になるのでメジロ釣りは適当にして、米ちゃんにイワシエサの完全フカセのコツやツボなどを情報共有して、さらにレッドゾーンの釣りのヒントを何か引っ張り出せないかとか、そういう有意義な時間にしました。

10本くらいでお土産としては十分

40mポイントのメジロ釣りはともかく、浅海奥のレッドゾーンの釣りでは、まだまだ何が飛び出してくるか、全く未知数の釣りが期待できます。

次回、米ちゃんは「クエ4連発」を掛けた釣りが出来ます。こんなのは、聞いたことが無いです。笑

2022年8月3日 クエ釣った後にメジロが入れ食い

使用タックル(浅海奥・カセ釣りレッドゾーン)

イワシフカセ(上物)

ロッド:がまかつ パワースペシャルフカセ6号
リール:シマノ 海魂2000T
道糸ハリス:フロロ8号
針:フカセヒラマサ13号

イワシフカセ(底物)

ロッド:シマノ ベイシスビッグゲーム6号
リール:シマノ タリカ20II
道糸ハリス:フロロ20号
針:タマミ針18号(管付き)

イワシエサ(ズボ釣り)

ロッド:アルファタックル ウルトラV10 302
リール:小型電動リール
道糸ハリス:道糸PE4号、ハリスはフロロの20号
針:ヒラマサ針15号(平打ち)

マキエサ:冷凍イワシ
サシエサ:冷凍イワシ

使用タックル(浅海40mポイントメジロ釣り)

兼崎

ロッド:がまかつ パワースペシャルフカセ6号
リール:シマノ 海魂2000T
道糸ハリス:フロロ8号
針:フカセヒラマサ13号

米谷

ロッド:アルファタックル ウルトラV10 302
リール:シマノ 18バルケッタ3000
道糸ハリス:フロロカーボン10号(通し)
針:ヒラマサ針15号(平打ち)

マキエサ:冷凍イワシ
サシエサ:冷凍イワシ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
アバター画像

兼崎 秀治串本大島カセ釣り研究所代表

投稿者プロフィール

串本大島カセ釣り研究所を運営しております、HN海信(本名:兼崎秀治)です。
波止釣り、磯釣りを経て、現在カセ釣りに夢中ですが、12歳から釣りやっているので、釣り歴は40年以上です。

現在後進の色々な人に釣りの魅力を伝えるべく、日夜邁進しております。どうぞよろしくお願いします。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ピックアップ記事

  1. 2023-7-24

    【引退特別寄稿】カセ釣り奮闘記・10年間の串本のカセ釣り(第三章:Youtubeとビジネス展開 その4)

    (アイキャッチ画像はお手上げ画像。この時のために用意してたわけではないけど。笑) カ…
  2. 2023-7-21

    【引退特別寄稿】カセ釣り奮闘記・10年間の串本のカセ釣り(第三章:Youtubeとビジネス展開 その3)

    (視聴者の求めるものは、このようなブン曲げでは無い、と解ったけど) カセ釣り奮闘記・…
  3. 2023-7-21

    【引退特別寄稿】カセ釣り奮闘記・10年間の串本のカセ釣り(第三章:Youtubeとビジネス展開 その2)

    (アイキャッチ画像は同船サービス(2023年3月20日)のもの。笑顔が絶えない良いサービスだったが、…
  4. 2023-7-21

    【引退特別寄稿】カセ釣り奮闘記・10年間の串本のカセ釣り(第三章:Youtubeとビジネス展開 その1)

    (アイキャッチ画像(上画像)は2018年7月9日の釣果。このクエ釣りが動画に収まったことでYouTu…
  5. 2023-7-12

    【引退特別寄稿】カセ釣り奮闘記・10年間の串本のカセ釣り(第二章:カセ釣りレッドゾーン その2)

    (アイキャッチ画像(上画像)は2021年1月22日の釣果。釣り場速報の取材時のもの、11㎏の大型) …

カテゴリー

ページ上部へ戻る