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今回の釣りも同船サポートで浅海40mのカセです。

今回の渡部さんは30代の若者ですが、ここ最近、同船の申し込みには、若い人や女性、また、ご夫婦やお子様連れなどなど、バラエティに富んできた様相があります。

串本のカセ釣りはちょっと平均年齢が高い傾向にあるんですが、YouTubeで認知を広げる活動が奏功しているのか、幅広い層に支持され始めたのは喜ばしいことだと感じます。

イワシフカセの青物釣りも人気沸騰中で、最近では土日の予約が取れない業者などもあると思いますが、シンプルな釣りで大型青物と一発勝負できる魅力は、ドンドン色々な人と共有していきたいと思います。

で、今回の釣りですが、青物はちょっとピリッとしなかったですが、昼からの大アジ釣りが大型連発でクライアントにも喜んでいただきました。いや、大アジは、マジでめっちゃ美味しいですからね。大アジが釣れている間は、ガンガン釣りに行って欲しいと思います。

取り込みの仕方をコーチング

引きの強い青物は、針掛かりすれば迫力たっぷりのやり取りができますが、ここ最近の串本カセのイワシフカセのブリ、メジロは「数釣り」ともいえるので、上手に体、道具を使わないと、直ぐに体力的に限界が来ます。

未明から1時間は連発連発とか実際にあるわけで、「そんな釣っても仕方ない」とこのブログ記事に目を通しているタイミングなら思うかも、ですが、実際、そんな入れ食いになると、後先を考えずに、釣りまくりたくなるものです。

クライアントと同船して青物釣りをサポートする場合、クーラーのキャパによって食わせる数も調整するところも考えますが、ドキドキワクワクしながら大型青物と一生懸命勝負してくれる人に、「もう、(クーラーに)入らんからここで止めましょう」も言いづらいし、言いたくないわけです。

どっちかというと、「ボロボロになるまで釣って(笑)」が大半で、ボロボロになるのも、クーラーのキャパに余りがあるところで「もう、無理・・・」とかになると、勿体ないと思うんですね。

やり取りでは、キチっとした体の使い方を覚えることや、また、竿の弾力を目いっぱい活かせることや、ラインの伸縮まで使ってやり取りが出来るようになると、60リッターのクーラー満タン(約5、6本入る)までは、普通の成人男子なら息が上がるなんてことは無いわけです。

具体的には、下半身を使う事であったり、斜めを意識して竿でタメることや、正しいポンピングのやり方、ラインの強度、ドラグの適切な強さを体感として覚えたり、色々とあるわけですが、一番最初にやることは、膝を曲げること、足を斜に構えること、それに斜めの意識の3点で、それを今回のクライアントの渡部さんには指導しました。

腰を落として最適な竿の角度を作る、突っ立っているだけより、道具の強度は倍加する

慣れないと船上だし難しいかもですが、少しカセに慣れて、理屈が解ってしまえば、普通の運動神経があれば、女性でも子供さんでもできます。

大アジ攻略の必殺技

浅海名物大アジ釣りは昼からになることが多く、青物の時合いが7時半くらいで終わってしまうと、5、6時間は退屈な時間(「砂漠の時間」と呼んでいる)が始まるわけですが、砂漠の間は、真鯛釣りをやりながら、潮の状況を観察することにしてます。

具体的には、真鯛狙いの完全フカセと天秤フカセを入れて、サシエの取られる状況や、完全フカセの場合だとラインの挿入角度などで状況観察をします。頻繁にサシエが取られるようだと、適当に真鯛も釣れるし、何にもとらないとか、潮がぶっ飛ぶとかになれば、昼寝でも良いし、お湯を沸かしてラーメン食ったり、釣り以外に事でカセの上で楽しむのも良いです。

最近やっているのは、気配が出てきたタイミング(オキアミを取り出したとか、流れが変わったとか)で、青物釣りで残ったイワシを刻んで底撒きで30mの水深へ撒くという事をやってます。

これで青アジが居れば、直ぐに当たってくるんですが、適当に青アジを釣っていれば、大アジの時合いも近い傾向があります。

イワシの底撒きを大アジ狙いで使う

ここ最近は、浅海のアジもオキアミでガンガン釣れますが、10年くらい前はイワシのミンチを撒いてサンマの短冊とかで狙っていたことなどもあるし、未明の青物狙いのイワシフカセに大アジが当たることも珍しくないので、こういうやり方を思いついたわけですが、上手く行っている場合もそこそこあるので、次、浅海に大アジ狙いで行ったら試してみてくださいね。

串本カセ釣り名物・巨大アジ。デカい

アジは潮の濁りがある間はガンガン釣れます。我こそはという方はお急ぎください。

同船サポートのご案内

串本大島カセ釣り研究所では、同船サポート&ガイドのサービスを受け付けてます。

「YouTubeで観たあの釣りをやってみたい」あるいは、「もっと串本のカセ釣りを詳しく知りたい」、「せっかく串本のカセで釣りをするので、出来るだけキチっと釣りをしたい」などなど、快適な串本のカセ釣りを案内しサポートするのが同船サポート&ガイドのサービスです。

ガイド料が発生する有料のサービスですが、普通なら「10回通わないと見えない(解らない)ことが、たった1回で解る」ので、串本のカセ釣りの醍醐味を知るには近道という事です。

詳細は以下のリンクから案内してます。

串本大島カセ釣り研究所:同船サポート&ガイドのサービス

2023年1月3日 巨大アジ!連発を呼び込む必殺技とは

使用タックル
レンタルタックル

ロッド:パワーウルフ220M
リール:ダイワ タナセンサー500
道糸:フロロカーボン12号(通し)
針:フカセヒラマサ13号

メインタックル

ロッド:アルファタックル オデッセイAM302
リール:シマノ海魂3000T
道糸:フロロカーボン10号(通し)
針:フカセヒラマサ13号

マキエサ:冷凍イワシ
サシエサ:冷凍イワシ

胴付き(1)

ロッド:がま船 タイドスター50号
リール:シマノ 小舟1000
道糸:PE3号
仕掛け:串本胴付き仕掛け(ハリミツ・ハリス6号)
オモリ:30号

胴付き(2)

ロッド:シマノ 海上釣り堀シーリア400H
リール:ダイワ ミリオネア250
道糸:フロロカーボン5号
仕掛け:串本胴付き仕掛け(ハリミツ・ハリス6号)
オモリ:25号

マキエサ:オキアミ
サシエサ:オキアミ

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兼崎 秀治串本大島カセ釣り研究所代表

投稿者プロフィール

串本大島カセ釣り研究所を運営しております、HN海信(本名:兼崎秀治)です。
波止釣り、磯釣りを経て、現在カセ釣りに夢中ですが、12歳から釣りやっているので、釣り歴は40年以上です。

現在後進の色々な人に釣りの魅力を伝えるべく、日夜邁進しております。どうぞよろしくお願いします。

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